方界強化!帰ってきたファイアウォール・ドラゴンの展開ルート
2023年1月14日発売の「CYBERSTORM ACCESS」に収録の「プロテクトコード・トーカー」を方界に取り込んでみます。
あらためて簡単に説明しますと、方界では「流星方界器デューザ」と「方界合神」によってLINK-2をLINK-4以上にできるため、これを活用して「暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ」を出すプランを考えるのが当記事の趣旨です。
基本ルート
方界はスロットに余裕がないデッキなので、デューザ+モンスター1体でなるべく不純物を加えず達成できる動きを目指します。
1体目のデューザで合神を落とします。
合神(1枚目)効果でデューザ(2枚目)を特殊召喚。
デューザ(2枚目)効果で合神(2枚目)を落とします。
リプロドクス効果でリンク先を任意の種族(サイバース/植物/ドラゴン/魔法使い)に変更。
合神(2枚目)効果でデューザ(3枚目)を特殊召喚。
デューザ(3枚目)効果で業を落とします。
プロテクト効果で自身を特殊召喚。
ファイアウォール効果でデューザを、業効果でノヴァを手札に加えます。
モンスター2体から方界2枚と6300アクセスに変換されるので、他に2枚の方界カードがあればノヴァを特殊召喚してワンターンキルが可能です。
また、成立要件もデューザ3枚、合神2枚、業1枚、エクストラ4枚と無駄がなく、「強欲で貪欲な壺」「強欲で金満な壺」と両立しても無理のない構築にすることができます。
※強金だと90%ほどの確率で4枚のうちどれかが除外されてしまうので注意
ブラック・ガーデンについて
当ブログで散々擦ってきた「ブラック・ガーデン」のルートなら業2枚とファイアウォールで合計3枚の方界カードを獲得できます。
詳細は過去記事「植物がもたらす「方界」の新たな展開と可能性」にて
メインデッキに不純物を1枚、エクストラデッキに3枚割くか悩みどころですが、上振れルートとしては健在です。
「おろかな副葬」の規制によってデューザのサーチ手段が減っていることから、ガーデンを引いてしまった際の事故率が上がっている点も加味して採用を検討するとよいでしょう。
別ルート
後攻で強みを発揮できる方界で、先攻をとった場合などに使える動きを紹介します。
ここまでは同じで、リプロドクス効果でリンク先をドラゴン族に変更。
合神(2枚目)効果でデューザ(3枚目)を特殊召喚。
デューザ(3枚目)効果で合神(3枚目)を落とします。
合神(3枚目)効果でヴィジャムを特殊召喚。
プロテクト効果で自身を特殊召喚。
ファイアウォール効果で方界2枚を手札に加えます。
ジーランティス効果でファイアウォールを再特殊召喚。
ファイアウォール、ジーランティスがそれぞれ相手ターンに使える効果を持つため、手札に方界を抱えながら防御面も固めることができます。
妨害の質としては心許ないものの、他の汎用妨害札も絡めてジーランティスを守り切れれば返しのターンにファイアウォールやデューザを使い回すことも可能です。
ジーランティスではなくアクセスを出すと合計7800打点になるので、ノヴァを出せない場合やノヴァを素引きしている場合にも有用かもしれません。
没ルート
ガーデンなしで3枚回収しようとしてできなかったものを記録として残しておきます。
LINK-1で左右にマーカーを持つサイバース族が登場したり、「リンクロス」が緩和されたりすれば成立します。
現行カードプールで実現できるアイディア募集!
クリスタルハート効果でリプロドクス特殊召喚。
ヒドラ効果でトークン特殊召喚。
クリスタルハートの素材にプロテクト(LINK-3)を使ってしまったために、リンク値を増やすことができませんでした。
何らかの形で素材3のLINK-4を出せるなら(出せない)
スカルデットでデューザを特殊召喚して(できない)
デューザを2回発動できます(できない)。
強化も弱体化もある2023年の方界事情
副葬の規制が痛手である一方で、盤面捲り&リンク素材&ダメージソースになる「心変わり」の緩和によって構築の選択肢が増えています。
方界はテーマ自体の新規がこなくとも汎用カードで都度アップデートされているので、今後も変化が楽しみなデッキですね。
以上