リンク召喚時代のブラック・マジシャン
罠カードの効果でブラック・マジシャンを特殊召喚して黒の魔導陣 の
(2):自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が召喚・特殊召喚された場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
の効果で制圧する【ブラック・マジシャン】デッキ。
上記の通り、基本ギミックはメインデッキで成立していますが
実はリンクモンスターの恩恵を大きく受けているデッキでもあります。
リンク?ランクじゃなくて?
確かにマジシャンズ・ナビゲート でレベル7を2体展開できるためエクシーズモンスターの展開は容易です。
が、相手ターンに動く【ブラック・マジシャン】にとって、起動効果の多いランク7が有効な場面はそんなに多くありませんでした。
相手ターンの準備としてのエクストラモンスター
例えばフィールドにしかブラック・マジシャンが存在しない場合、永遠の魂 の蘇生効果が使えませんが、それを解決したのがリンク・スパイダー です。ブラック・マジシャンを能動的に墓地に送り永遠の魂の効果、さらには黒の魔導陣の効果を最大限発揮できるようになりました。
同様にマジシャンズ・ロッド も墓地に置いておくことで相手ターンに効果を発動できるカードです。
これだけでもフィールドのモンスターを墓地に送るリンク召喚との相性の良さがわかります。
ランク7でリンク6
続いて、1枚で6体分のリンク素材を確保できるこの《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》。
例によって図で解説。
誘発即時効果により、エクシーズモンスターにはない制圧力で盤面を固められます。
応用その1
先ほどしれっと登場したマジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン ですが
(3):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、自分が魔法・罠カードの効果を発動した場合に自分の墓地の「ブラック・マジシャン」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
という効果があります。これを利用してみます。
ブラック・マジシャンの特殊召喚を挟むことで黒の魔導陣の除外、ニンギルスのドローによりアドが取れるルートです。
応用その2
ロッドは相手にとって墓地に送りたくないカードなので、あえて倒されない場合があります。場にモンスターが残った場合は、それも活用しましょう。
場のモンスターをドローに変換するルート。以前書いたひつじが6匹ルートと全く同じですが。
エクストラデッキ使い過ぎでしょ。。。
個人的には、LPを0にできる場面での攻めの幻想の黒魔導師 と、削り切れない場合の守りのトマホークで完結できており、ビッグアイ等のランク7は不要だと感じています。
現在のエクストラデッキ。
相互3トライゲートの出し方などはまた近いうち。
以上