スレイブパンサーで進化する剣闘獣の展開ルートまとめ
7月13日発売の「CHAOS IMPACT」に剣闘獣カードが10枚、新規で収録されることが判明しました。
その中でもひと際目をひくのが
スレイブパンサー
リンク2/地属性/獣族/攻 800
【リンクマーカー:左下/下】
「剣闘獣」モンスターを含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「剣闘獣」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「剣闘獣」モンスター1体を対象として発動できる。その「剣闘獣」モンスターを持ち主のデッキに戻し、そのモンスターとは元々のカード名が異なる「剣闘獣」モンスター1体を、「剣闘獣」モンスターの効果による特殊召喚扱いとしてデッキから特殊召喚する。
念願の「剣闘獣の戦車」をサーチできるカードです。
…?
さらによくよく見るとこのカード、「剣闘獣」効果扱いのリクルート効果まで備えています。
…!?
基本設計
とりあえず「剣闘獣2体+何か」の3体をベースに考えます。
ネコ →
ウサギ →
やアライブなどの展開札を多めに積む必要があります。
パンサー(1)効果でダリウスサーチ。
☆5以上の剣闘獣でも可。
パンサー(2)効果でアウグストル特殊召喚。
アウグストル効果でダリウス特殊召喚。
ダリウス効果で墓地の剣闘獣を特殊召喚。
アンダバタエ効果でガイザレス特殊召喚。
エーディトル効果でヘラクレイノスorドミティアノス特殊召喚。
3体でここまで到達できました。
が、正直、先攻展開の水準としてはあまり優れているとは言いがたいです。
後攻展開
お忘れかもしれませんが、剣闘獣といえばバトル、バトルなのです。
後攻で戦闘さえ通れば、手持ちが2体であっても何ら問題ありません。
ドラガシスを出してバトル終了時効果まで。
ダリウス+適当なモンスターを特殊召喚。
ダリウス効果で墓地の剣闘獣を特殊召喚。
3体に増えたのであとは従前のとおりに展開ができます。
ちなみに、ダリウス効果2回とアウグストルで5体にできれば順番は問わないので
例えば こんな手札なら
アウグストルで手札のモンスターを出せるため、パンサー効果を罠サーチに充てることができます。
後攻3体展開
後攻は先攻と違い、サイドラや精神操作といった場を増やせる捲り札がいくつも存在します。
これを利用して先攻より簡単に3体並べてやろうというのが次のプランです。
後攻ならガイザレス効果も使えます。
バトルフェイズを残して。
アンダバタエ効果で2体、ガイザレス効果で2体特殊召喚。
ノクシウス効果で剣闘獣落とし。
ダリウス効果で墓地の剣闘獣を特殊召喚。
ウーサではなくLINK-3&ランク4みたいな並びでもいいかもしれません。
それ以外の新規
剣闘獣ドミティアノス
星10/闇属性/海竜族/攻3500/守1200
「剣闘獣ウェスパシアス」+「剣闘獣」モンスター×2
自分フィールドの上記カードをデッキに戻した場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手モンスターの攻撃対象は自分が選択する。
(3):剣闘獣共通効果
ヘラクレイノスと使い分け。
再起する剣闘獣
通常魔法
(1):同じ種族のモンスターが自分フィールドに存在しない「剣闘獣」モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されない。
パンサーでサーチして基本ルートに乗せるカード。1枚は必須。
猛進する剣闘獣
通常罠
(1):自分フィールドの「剣闘獣」モンスターの種類の数まで、フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
戦車と枠を争う1枚。盤面に応じてパンサーでサーチするとよさそうです。
残りの新規…?
剣闘獣ウェスパシアス
星7/水属性/海竜族/攻2300/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「剣闘獣」モンスターがモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドのモンスターの攻撃力は500アップする。
(3):剣闘獣共通効果
生きたコンバットトリック。メイン1に出せないのが惜しい。
剣闘獣サジタリィ
星3/風属性/鳥獣族/攻1400/守1000
(1):このカードが「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合、手札から「剣闘獣」カード1枚を捨てて発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
(2):剣闘獣共通効果
アドを取りつつ墓地肥やし。リンク召喚できなかった局面で重宝するのでウェスパシアスの欠点を補えます。
剣闘獣アトリクス
星4/地属性/獣戦士族/攻 800/守2000
(1):このカードが「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合、デッキ・EXデッキから「剣闘獣アトリクス」以外の「剣闘獣」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。エンドフェイズまで、このカードは墓地へ送ったモンスターと同じレベルになり、同名カードとして扱う。
(2):剣闘獣共通効果
名前を真似るなら本人でよく、墓地を肥やすならノクシウスでよい。レベルコピーって何か使えましたっけ。
団結する剣闘獣
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は「剣闘獣」モンスターでしか攻撃宣言できない。
(1):自分・相手のバトルフェイズに発動できる。自分の手札・フィールド・墓地から、「剣闘獣」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
アライブ剣闘でドラガシスの攻撃に被せてチェーンできないガイザレスをぶち込める。正規召喚じゃないのでアンダバタエは使えません。
剣闘排斥波
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「剣闘獣」モンスターは、バトルフェイズ以外では相手の効果の対象にならない。
(2):自分のデッキから「剣闘獣」が特殊召喚された場合に発動できる。同じ種族のモンスターが自分フィールドに存在しない「剣闘獣」モンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚する。
「剣闘獣」ではないカード。特殊召喚はメイン1にしましょう。
剣闘海戦
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、自分フィールドに「剣闘獣」モンスターが存在する限り、攻撃可能な相手モンスターは攻撃しなければならない。
(2):1ターンに1度、自分の手札・墓地から「剣闘獣」モンスター1体をデッキに戻し、自分フィールドの「剣闘獣」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで元々の守備力分アップする。
(3):魔法&罠ゾーンのこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。このターン、自分の「剣闘獣」モンスターは戦闘では破壊されない。
「剣闘獣」ではなく、弱い。
理想的な強化
基盤は変わらずカードパワーが底上げされた剣闘獣デッキ。
メインフェイズでやれることが増えつつ、本来の持ち味を失わないのはファンとして嬉しい限りです。
(BBとは…?)
以上